地域とWEBを、コツコツと。

うちの会社は、新宿御苑前駅から徒歩2分のところにある。
1年半くらい前までは、隣の四谷三丁目駅から徒歩7分くらいのところだった。
移転前も今も、月に1回、元気よく小さなフリーペーパーを配布する男女を見掛ける、
新宿～御苑～四谷のタウン誌「JG」である。
なんでJGなのかを勝手に想像してみた結果、「宿御（じゃくぎょ）」ではないかという説が有力。
どう有力なのかっていうと、今日社内にいた全スタッフの半数が賛成したのだ。
全スタッフと言ったって、今日は4人しかいなかったわけだけども。

で、このJGというタウン誌、10月号で5周年なんだそう。
表紙は思い切って5周年ジャーさんが登場してる(笑)



しかし、東京都心部で地域に根ざしたメディアとして5年の実績は素晴らしい。
僕たちも、沖縄のてぃーだから始まった地域ブログのネットワークは、
5年以上の運営実績があり、全国約50エリアにまで広げることができているけど、
東京都心部での地域メディアは、僕の地元・多摩地区も含めた地方のそれとは質が異なるはず。
地域コミュニティーのあり方も、競合の数も違うだろう。

ちょっと前まで、都心部には地域コミュニティーは存在しないんじゃないかと考えていた。
でも最近、都心部であっても、人が住んでいるからにはコミュニティーもあると気付かされた。
JGの先月号（写真左）なんて、まさにそれを象徴するような表紙。
酒屋さんと思われる場所に、大人と子ども、男性と女性が笑顔で集う。
まさに、新宿にも「たまりば」があるって証拠ですね。

今後、東京都心部（23区内）でも、こういったタウン誌さんなんかとも一緒に、
東京版地域ブログみたいなものを広げていきたいと思っています。
紙媒体だけじゃなく、PC、モバイル、スマートホン版のWebマガジンを作れるとしたら、
JGさんのようなタウン誌の発行者さんにとってもメリットがあるのでは…？