在日ムスリム支援のクラウドファンディング実施中
おはようございます。
日本企業とムスリム市場を結ぶメディア「Salam Groovy Japan」編集長の大熊です。
前回のブログでは、多摩の地域密着型ブログサービス「たまりば」編集長の立場から、自宅から徒歩10分圏内にある「こども食堂ふくろうはうす」のクラウドファンディングの企画・サポートをしているという話を書きました。
今回は、多摩地域どころか、海を渡ってアメリカの企業が運営しているムスリム専門のクラウドファンディングのお話です。
日本企業とムスリム市場を結ぶメディア「Salam Groovy Japan」編集長の大熊です。
前回のブログでは、多摩の地域密着型ブログサービス「たまりば」編集長の立場から、自宅から徒歩10分圏内にある「こども食堂ふくろうはうす」のクラウドファンディングの企画・サポートをしているという話を書きました。
今回は、多摩地域どころか、海を渡ってアメリカの企業が運営しているムスリム専門のクラウドファンディングのお話です。

なぜ、ムスリム支援?
「たまりば」をはじめとする国内の地域ポータルサイトネットワーク「Areaers(エリアーズ)」の事業と兼務するかたちで、昨年スタートした新規事業で日本企業とムスリム市場を結ぶ「Salam Groovy Japan」というサイトの編集長を務めています。
なぜ、ムスリム市場?と疑問に思われる方も多いかもしれません。
ムスリムは世界人口のおよそ4分の1を占めていて、多くはこれから経済成長・人口増加が見込まれる国々で暮らしているポテンシャルを持つ市場です。
人口減少、超高齢化社会を迎え内需だけでは経済成長が見込めない日本にとって、決して無視することのできない巨大マーケットが広がっているのです。
ただし、ハラールに代表される生活上守る必要があるルールが複数あり、簡単には彼ら向けの商品・サービスを開発・販売できないという課題もあります。
僕たちSalam Groovy Japan編集部にはマレーシア出身のムスリム社員がいる、マレーシアに現地法人があるといった強みを生かして、日本企業のムスリム市場進出支援に役立つサービスを企画していきます。
また、日本で暮らすムスリムの皆さんとの交流の一貫で、モスク、ムスリムの交流施設、大学のムスリム留学生などへのハラール食品の寄付活動も行なっています。
そんな中、クラウドファンディングを実施するに至ったのは、東京外国語大学のムスリム留学生とお話をしたのがきっかけです。
以前に食料の寄付をさせていただいた際に、留学生課の職員の方から大まかな状況は伺っていたのですが、直接ムスリムの若者たちから話を聞いてみると、想像していた以上に、彼女たちの生活は深刻でした。
コロナ禍で困窮する在日ムスリム留学生
日本人学生であっても、コロナ禍でアルバイトでの収入が激減していることは、報道で耳にしたことがあると思いますが、外国人留学生、とりわけムスリムの学生にとっては、アルバイト先を見つけること自体が非常に高い壁となっています。
1日5回のお祈りの時間は仕事から離れて礼拝をする、女性の場合は仕事中であってもヒジャブをかぶる。
こうしたムスリムにとっては当たり前のことが、残念ながら多くのアルバイト募集では不利になってしまい、なかなか採用してもらうことができないそうです。
弊社にはムスリムの社員がおり、お祈りの時間もヒジャブ着用も全く問題なく、イスラム教のルールを尊重しながら、チームに欠かせない存在として活躍してもらっていますが、まだまだムスリムを受け入れる体制ができていない日本企業が多いのが現実なんですね。
さらに、コロナ禍でインバウンド旅行客がほぼゼロになってしまい、通訳の仕事が激減したことも、収入を得る機会を失っている要因とのこと。
日本で学ぶムスリムの多くは、インドネシア、マレーシアなど東南アジア出身の若者たちです。
母国の家族を頼ろうにも、コロナ禍による経済へのダメージは日本以上のもの。
そのため、社会保障を頼ってどうにか生活費を確保したというムスリム学生もいました。
ムスリム専用クラウドファンディング
ビジネスでも関わる機会の多いムスリムの人たちが困っているのを、黙って見ていることはできない。
以前から行なっている寄付活動は、配布できる量が限定されてしまうため、より多くの困窮する在日ムスリムを支援するため、クラウドファンディングを行なうことになりました。
利用しているのは、「LaunchGood」というアメリカの企業が運営するムスリム専門のクラウドファンディングサービス。
ムスリム専門ということで、他の海外クラウドファンディングとも勝手が違うこともあり、目標金額へはまだまだ遠いというのが現状です。
支援対象がムスリム限定となるため、なかなか日本からの支援は集まりにくいとは思っていますが、今後成長が見込まれる市場への先行投資的に捉えて、ご協力頂けますと幸いです。
特に、ハラール認証取得商品を扱うなど、ムスリム向けの事業を行なう企業の皆様にご支援いただけますと幸いです。
※クレジットカードがあれば日本からも支援いただくことが可能です
クラウドファンディングサイト(英語)
Help Support Struggling Students & Other Muslims in Japan
日本語訳掲載ページ
困窮する在日ムスリム学生支援のためクラウドファンディングを開始
その他、国内・海外向けのクラウドファンディングに挑戦したい企業様の企画・サポートも承ります。
クラウドファンディング・プロデューサー協会直伝のノウハウでプロジェクト成功に向けたサポートをさせていただきます。
クラウドファンディング検討中の企業様がいらしたら、お問い合わせ下さい。
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「たまりば」をはじめとする国内の地域ポータルサイトネットワーク「Areaers(エリアーズ)」の事業と兼務するかたちで、昨年スタートした新規事業で日本企業とムスリム市場を結ぶ「Salam Groovy Japan」というサイトの編集長を務めています。
なぜ、ムスリム市場?と疑問に思われる方も多いかもしれません。
ムスリムは世界人口のおよそ4分の1を占めていて、多くはこれから経済成長・人口増加が見込まれる国々で暮らしているポテンシャルを持つ市場です。
人口減少、超高齢化社会を迎え内需だけでは経済成長が見込めない日本にとって、決して無視することのできない巨大マーケットが広がっているのです。
ただし、ハラールに代表される生活上守る必要があるルールが複数あり、簡単には彼ら向けの商品・サービスを開発・販売できないという課題もあります。
僕たちSalam Groovy Japan編集部にはマレーシア出身のムスリム社員がいる、マレーシアに現地法人があるといった強みを生かして、日本企業のムスリム市場進出支援に役立つサービスを企画していきます。
また、日本で暮らすムスリムの皆さんとの交流の一貫で、モスク、ムスリムの交流施設、大学のムスリム留学生などへのハラール食品の寄付活動も行なっています。
そんな中、クラウドファンディングを実施するに至ったのは、東京外国語大学のムスリム留学生とお話をしたのがきっかけです。
以前に食料の寄付をさせていただいた際に、留学生課の職員の方から大まかな状況は伺っていたのですが、直接ムスリムの若者たちから話を聞いてみると、想像していた以上に、彼女たちの生活は深刻でした。
コロナ禍で困窮する在日ムスリム留学生
日本人学生であっても、コロナ禍でアルバイトでの収入が激減していることは、報道で耳にしたことがあると思いますが、外国人留学生、とりわけムスリムの学生にとっては、アルバイト先を見つけること自体が非常に高い壁となっています。
1日5回のお祈りの時間は仕事から離れて礼拝をする、女性の場合は仕事中であってもヒジャブをかぶる。
こうしたムスリムにとっては当たり前のことが、残念ながら多くのアルバイト募集では不利になってしまい、なかなか採用してもらうことができないそうです。
弊社にはムスリムの社員がおり、お祈りの時間もヒジャブ着用も全く問題なく、イスラム教のルールを尊重しながら、チームに欠かせない存在として活躍してもらっていますが、まだまだムスリムを受け入れる体制ができていない日本企業が多いのが現実なんですね。
さらに、コロナ禍でインバウンド旅行客がほぼゼロになってしまい、通訳の仕事が激減したことも、収入を得る機会を失っている要因とのこと。
日本で学ぶムスリムの多くは、インドネシア、マレーシアなど東南アジア出身の若者たちです。
母国の家族を頼ろうにも、コロナ禍による経済へのダメージは日本以上のもの。
そのため、社会保障を頼ってどうにか生活費を確保したというムスリム学生もいました。
ムスリム専用クラウドファンディング
ビジネスでも関わる機会の多いムスリムの人たちが困っているのを、黙って見ていることはできない。
以前から行なっている寄付活動は、配布できる量が限定されてしまうため、より多くの困窮する在日ムスリムを支援するため、クラウドファンディングを行なうことになりました。
利用しているのは、「LaunchGood」というアメリカの企業が運営するムスリム専門のクラウドファンディングサービス。
ムスリム専門ということで、他の海外クラウドファンディングとも勝手が違うこともあり、目標金額へはまだまだ遠いというのが現状です。
支援対象がムスリム限定となるため、なかなか日本からの支援は集まりにくいとは思っていますが、今後成長が見込まれる市場への先行投資的に捉えて、ご協力頂けますと幸いです。
特に、ハラール認証取得商品を扱うなど、ムスリム向けの事業を行なう企業の皆様にご支援いただけますと幸いです。
※クレジットカードがあれば日本からも支援いただくことが可能です
クラウドファンディングサイト(英語)
Help Support Struggling Students & Other Muslims in Japan
日本語訳掲載ページ
困窮する在日ムスリム学生支援のためクラウドファンディングを開始
その他、国内・海外向けのクラウドファンディングに挑戦したい企業様の企画・サポートも承ります。
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