おはようございます。
多摩の地域密着型ブログサービス「たまりば」編集長こぐまです。
多摩CBネットワークの分科会として立川のたましんWinセンターで開催された「多摩の明日をつくる~たまあすミーティング~」に参加してきました。
9月に策定された東京都による「多摩の振興プラン」について、都の担当課長さんから説明をして頂き、参加者同士で交流しようという会でした。
東京都「多摩の振興プラン」について
東京都「多摩の振興プラン」では、当面の取り組みとして、
①安全・安心で、誰もが暮らしやすいまちづくり
②道路・交通ネットワークの充実強化
③地域資源を生かした産業振興、地域で働くことができるまちづくり
④文化・スポーツの振興、教育の充実
⑤豊かな自然との共生、環境に優しいまちづくり
という重点テーマが示されました。
これだけ見ると、どこの地域でも似たような言葉を並べたら、「○○地域の振興プラン」って使い回せちゃいそうな気もしちゃいますが、それぞれを具体的に掘り下げて考えた、多摩ならではの内容が『多摩の振興プラン』冊子には記載されています。
プラン策定に先立って、多摩地域で子育て支援や福祉、地域振興などの活動をしている人たちや、学生さんたちが集まって意見を出し合うワークショップも開催されていたので、多摩地域の課題にしっかりとスポットを当ててくれているようです。
個人的には、
③地域資源を生かした産業振興、地域で働くことができるまちづくりが非常に気になりました。
こちらのスライドの通り、多摩地域は製造業が強いのですが、大規模工場の撤退が続き、産業は右肩下がりになりそうだということです。
とはいえ、420万人が暮らす地域。
人口が減少傾向とはいえ、国内有数の労働力を有する地域です。
僕がまさに体現していることでもありますが、多摩地域に住み、片道1時間の満員電車で都心へ通勤し、一極集中ひとり勝ち状態の東京(都心)に労働力を提供している。
(しかも、僕の場合は都心のオフィスで「たまりば」という多摩地域のポータルサイトの業務をしているという矛盾…苦笑)
一方で、地元は産業が衰退していくというのはもどかしい。。
僕個人の話は置いといたとしても、他にも都心に労働力を提供している多摩県民はたくさんいるはず。
この多摩地域の人たち、本当にみんな都心に行かないと働けないですかね?
テレワーク・リモートワークで対応できるものは自宅やサテライトオフィスみたいなのを設置して、そこで働くんじゃダメですかね?
いきなりオフィスを構えるのは投資が必要になっちゃうので、まずはシェアオフィスとかコワーキングスペースに間借りするとかで。
さらに踏み込むと、僕は都心の企業さんが人材採用がうまくいかず、人手が足りなくて…というお話もよく聞きます。
都心は求人の競合も多いから自社で雇用するのは難しいかもしれませんが、だったら
労働力いっぱいの多摩地域の、地元で働きたい人たちに、リモートで仕事を依頼してもらえませんか?
・都心まで通勤するのは避けたい
・家事や育児、家族の介護があるから時間に制約がある
・スモールビジネスで起業してるけど、空き時間に副業したい
・自分がやりたい業界の企業が地元には少なくて挑戦できない
などなど、いろんな働き方ニーズが多摩地域にはあります。
そこで、多摩地域×はたらくメディア、はじめます
2018年「たまりば」は「はたらく」をテーマに新コーナー、新サービスを始める予定です。
・地元で働きたい
・女性、シニア、障害をお持ちの方、外国人の方…多様な立場の人が活躍できる職場で働きたい
・テレワーク、リモートワークができる環境が欲しい
・起業したい
こういう方たちに役立てて頂けるサービスにしたいと思っています。
こうご期待!