僕は大きく分けると業務領域が、
①全国地域ポータルサイトネットワーク「Areaers」関連
②多摩地区の地域ポータルサイト「たまりば」関連
③ムスリム向け日本企業の魅力発信サイト「Salam Groovy Japan」関連
④首都圏の中小企業様向けWeb制作関連
という4つに分かれるのですが、新宿のオフィスに毎日出勤していた時期には進めにくかった②の「たまりば」関連について、大きく動きを変えることができています。
新宿で多摩の地域サイトを運営するという”ねじれ現象”から脱却
これは、サイトを立ち上げた当初からわかっていたことですが、新宿にあるオフィスを拠点にしながら、地元・多摩地域のサイト運営をする。
もちろん、Webメディアなので、パソコンとネット環境さえあれば、どこからでも「管理」はできます。
ただ、人に会おうと思うと1時間くらいかけて多摩地域へ向かわないといけない。
1件だけ訪問して、再び新宿のオフィスに戻り、夜になったら、またまた1時間以上かけて八王子に帰宅する。
これは、業務効率的にも体力的にも、正直しんどい部分がありました。
なので、週に1日、多摩地域周りの日というのを決めて動こうとしてましたが、相手の方の都合もあるので、なかなか思った通りのスケジューリングができず、継続性のある企画が組みにくいというジレンマがありました。
それが、働く拠点が逆転し、八王子を起点に動けるようになったことで、以前から挑戦したかったことを、着々と進められています。
地域密着型のビジネスマッチングコミュニティを創る
実は、大阪本社では以前から準備を始めていたもので、それを応用させてもらうかたちになるのですが、いま僕は多摩地域の経営者の方に会いに行く「社長インタビュー」というコーナーに力を入れています。
表面的なことだけを言えば、社長さんにお話を伺って、「たまりば」に掲載させていただくというもの。
ただ、この取り組みには表からは見えにくい部分があって、社長インタビューでお会いしたり、あるいは別なお付き合いがある多摩地域の経営者の皆さんが集まるコミュニティを創ろうとしています。
その目的は、参加頂いている各社さんの強みを活かすためや、課題を解決するため、もしくは共同で新規事業を立ち上げるための「ビジネスマッチング」の場を創ること。
新型コロナの感染拡大により、なかなかリアルで大勢が集まる交流会は実施しにくいのですが、7月にはこのコミュニティに参加頂いている方を中心にお声がけさせて頂き、コロナ禍では必須となっている非対面のコミュニケーションツールSNSの活用をテーマにしたオンラインセミナーを開催させて頂き、30名以上の方にご参加頂きました。
参加いただいた皆さん、どうもありがとうございます。
そして、この社長インタビューの活動を始めたおかげで、久しぶりにこの方にも「たまりば」に登場して頂くことができました。
「たまりば」オープン当初、ゲストとしてブログを書いて頂いていたキャリア・マムの堤香苗社長。
11万人の主婦ネットワークを持ち、多摩センターに保育所併設のコワーキングセンターを構える企業の代表です。
「11万人の主婦ネットワーク」という規模にも以前から驚かされていましたが、この記事を書きながらびっくりしたことがもう1つ。
Androidのスマホで「きゃりあま」と入力したら、変換候補で「キャリア・マム」と出てきました。
(過去の変換履歴に基づく予測変換ではありません)
トヨタとか任天堂とかの大手企業なら変換候補に出てきても不思議に思わないですけど、身近な会社名が出てくると、なんだかこちらも嬉しくなりますね!
14年来のお付き合いなので、気やすく「かなえしゃちょー」と呼ばせてもらっていましたが、それだけ知名度の高い会社ということですね。
そんなキャリア・マムさんにも加わって頂いた、多摩地域の経営者コミュニティ(ビジネス共創コミュニティ)を活性化させていきたいと思います。
そして、この「経営者コミュニティ」は、多摩地域だけに留まるつもりはありません。
本社で先行して動いている大阪の経営者コミュニティをはじめ、全国各地の地域密着型経営者コミュニティをつないで、既に次のステージに向けての仕組み作りにも着手しました。
これから先の地域密着型経営者コミュニティの動きにも、ご注目下さい。
・多摩地域の社長インタビュー
・多摩地域で「ビジネス共創コミュニティ」をつくろう