多摩地区の中心都市に成長した立川。
地元で生活してると、電車とモノレールが東西南北、斜めにまで走り、
デパートはあるは、シネコンはあるは、繁華街はあるはで、賑やかなイメージ。
だけど、県外(多摩地区圏外)から見たらどうだろう?
取り分け、海外から見たらどうなの?ということに興味が湧いて、
打ち合わせで訪れたついでに偵察(笑)してきました。
これは、駅でよく目にする周辺案内マップ。
残念ながら、英語対応は一部の施設のみ。
せめて、映画館「シネマシティー(シネマワン・シネマツー)」は対応しておくべきでは?
(TACHIKAWA CINEMACITY,CINEMA 1,CINEMA 2)
【こぐま流 立川がインバウンド対策に力を入れた方がいいんじゃないかと思う理由】
①「サブカルチャーの聖地」になりつつある
「とある魔術の禁書目録」や「
ガッチャマンクラウズ」など、
立川を舞台・背景としたアニメが放映されたことをきっかけに、「聖地巡礼」として立川を訪れる若者が急増中。
立川市観光協会では、「
とある自治体の地域振興」なんていうプロジェクトも活動しています。
②「横田基地」がある
米軍関係者さんは、観光で来日してるわけじゃないですが、ひろい意味でインバウンド。
なかには立川市内に住んでいる方もいるかもしれませんし、
休日には、まちなかに買い物に来たり、映画を観てるかもしれません。
③「東京入国管理局」がある
「入国管理局」は聞きなれない言葉だったので、調べてみました。
ざっくりと言うと、外国人(場合により一部日本人も含む)の方の出入国関連の手続きをしたり、
外国人の方の在留審査をしたり、不法滞在者の強制帰国命令をしたりする機関。
東京周辺では、品川・成田空港・羽田空港・横浜・新宿・立川などに事務所があります。
このうち、立川出張所では、在留審査を担当しているようです。
・法務省入国管理局ホームページより引用
ちなみに、在日米軍将兵は、「日米地位協定」により、米軍施設を通じてであれば、
軍人IDカードのみで入国手続きなどをパスして、自由に出入国できるとのこと。
なので、横田基地に赴任している方たちは、「入国管理局」には行かなくてOKということのようですね。
在日米軍という一部の例外を除けば、多摩地区に居住・在留している外国人の方は、
審査のために立川へ足を運ぶ必要があるようです。
※立川出張所という名称ですが、住所は市境を越えて「国立市北3-31-2 立川法務総合庁舎内」
「インバウンド」というと、海外からの旅行者などの「一時的な滞在」というイメージが強いですが、
東京入国管理局立川出張所の対象としては「中長期的な滞在者」が多そうですよね。
というわけで、あくまで勝手な妄想も織り交ぜながら、
「立川はインバウンド対策を強化すべきなんじゃないか?」ということを書いてみました。
2020年の東京オリンピックは、多くの種目は都内開催ですが、一部の種目は調布市内の
東京スタジアム(味の素スタジアム)、武蔵野の森総合スポーツ施設での開催も決まりましたし、
実は、八王子市も自転車競技の開催地に名乗りを上げています。
多摩地区も、海外からの集客を考え直すタイミングに来ていますね。
・2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会における自転車競技(MTB及びBMX)会場の誘致について