日本企業とムスリム市場の架け橋になる。
日本企業の優れた商品・サービスを、ハラール市場向けに発信し、両者をマッチングさせること。
つまり、コアターゲットをムスリム(イスラム教徒)と日本企業に絞り込むことにしました。
ハラール、ムスリム、イスラム教徒といっても、いまいちピンと来ないかもしれません。
それも無理のない話で、日本国内には在留外国人も含めて11万人くらいしかイスラム教徒の方がいらっしゃらないそうです。
そんなに小さなグループを対象にしたサービスって、ニーズあるの?とお考えの皆さん、目を海の彼方へ向けてみましょう。
地球上の全人口の4分の1
地球上の人口の約4分の1にあたる、およそ19億人もの人がイスラム教徒なんです。
日本の人口が約1億3000万人。
中国の人口が約14億人。
世界の人口が約76億人。
比較すると、対象人口の規模感はご理解頂きやすいかと思います。
ムスリム(イスラム教徒)が多く住む国や地域は、発展途上国。
とはいえ、発展途上国にも3段階あり、身近なムスリムの多い国でいうと、東南アジアのインドネシア、マレーシア、タイなどは一番上の「上位中所得国」です。
なかでも2020年7月に上位中所得国に引き上げられたインドネシアは近年開発が非常に盛んな上、人口は世界4位の約2億7,000万人。
うち9割がムスリムです。
しかもマレーシアやタイと同様に親日国。
先進国ではあるものの、少子高齢化・人口減少という課題を抱える日本企業の皆さんが、次に挑むべき市場は中国や東南アジアというのは数年以上前から言われてきたことですが、僕たちは国や地域でサービスの対象を絞り込むのではなく、「イスラム教」という宗教の信者(ムスリム)の皆さんと、日本企業(特に中小企業や地方企業)とを結ぶ架け橋になると決意しました。
今回のサイトリニューアルや、先月販売開始をしたハラール認証粉末醤油は、それを具現化したものとお考え下さい。
(なので、決して僕は醤油屋さんになったわけではないんですよ)
なぜ、ムスリムを対象にするのか?
国や地域ではなく、イスラム教という宗教をターゲットにして絞り込んだ理由の1つに、「ハラール」という戒律があります。
イスラム教徒の方たちは、戒律で口にして良い物、肌に付けて良いものや習慣が決められていて、許されているものを「ハラール」と呼びます。
禁じられているものとして有名なのは、豚肉やアルコールですね。
ムスリムの方たちが安心して食べたり、肌に付けたりすることができるのは「ハラール認証」を受けた商品です。
(認証を受けること自体が必須ではありませんが、安心して食べたり使用して頂くためには取得が推奨されます)
ここまで読んで頂いて「制限が多くて難しそうだな…」と思われた方もいらっしゃると思います。
なのに、なぜあえて僕たちがムスリム市場・ハラール市場を対象にしたいのか?
それは、洗練された技術を持つ日本企業の商品・サービスに対して、あるいは日本企業の経営理念な事業運営の仕方が、これから成長を遂げるムスリム・ハラール市場の皆さんにとってお役に立てるのではないか?と考えているから。
この事業を推進するにあたって、僕たちはマレーシア出身のムスリム女性を社員として迎えました。
また、ハラール市場の専門家パートナーとも提携を結び、メディアによる情報発信以外にも、実際にリサーチやテストマーケティング、本格参入といった実務面でも、日本企業の皆さんをサポートできる布陣を整えております。
さあ、それでは新しくなったムスリム市場専門メディア「Groovy Japan」をご覧下さい。
ムスリム市場進出成功事例や、ハラール市場専門家によるお役立ちコラム、日本企業のプレスリリースなどを発信しています。
もちろん、日本企業のプレスリリースはムスリムの方たちにこそ知ってもらいたいので、英語版への切り替え対応もしてますよ。
こちらに掲載されたプレスリリースなど一部のコンテンツは、約2000人のムスリムにフォロワーされているGroovy JapanのSNSでもシェアさせて頂きます。
プレスリリース掲載や、ムスリム市場の企業とのビジネスマッチングをご希望の方は、ぜひお問い合わせ下さいね。
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