ASEAN諸国向け越境EC、第1弾「和柄ヒジャブ」をムスリムコミュニティの方にアンケート実施
おはようございます。
ジェイ・ライン地域プロモーション担当、事業推進部マネージャーのこぐまです。
先週10月19日(土)に、ジェイ・ライン大阪本社のセミナールームで、ASEAN諸国出身の
ムスリム(イスラム教徒)の方に来社頂き、交流会を開催しました。
今回の交流会自体には僕は参加していないのですが、今後、僕や事業推進部が担当する地域プロモーションの分野でも関わることを視野に入れた取り組みなので、ご紹介したいと思います。
地域ポータルサイトネットワークAreaers(エリアーズ)の皆さんにも、新たなビジネスモデルとして参加・ご協力頂ける仕組み作りにしたいと思っていますので、まずは弊社がどのような動きをしているか、触りだけでもご紹介できればと思います。
弊社ホームページからの引用も含め、ご紹介していきましょう。
ASEAN ムスリムの方達との交流会を実施しました
10 月19 日(土)、大阪本社9F セミナールームにおいて、Japan Da’wah Centre in Osaka 共催による「ムスリム市場アンケート&コットンファブリック(試作サンプル)プレゼント」の交流会をおこないました。
会場内には日本国内でのお土産用途として試作した、コットン製の和柄ファブリック製品×全 30 種のデザインが華やかに並びました。
当社はシルクサテン素材を使い、シャーリアに即したオリジナルの「和柄ヒジャブ」を、2020 年初頭に ASEAN 市場へ向けて投入予定です。
(ジェイ・ライン株式会社ホームページより引用)
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そうなんです。
これまで、人材採用、Webマーケティング・制作、ECサイト運営、ポータルサイト運営を軸に展開して来たジェイ・ラインですが、新たなチャレンジとして「
越境EC」(海外を対象としたネット通販)の準備をしています。
日本産や日本の文化・デザインを取り入れた商材を、
ムスリムのコミュニティーの方のご意見も参考にしながら、
ムスリムの方たちに喜んで頂けるJAPANブランドを広げて参ります。
なぜ、
ASEANムスリム市場を対象にするかというと、
・
ASEANは親日国が多い
・ジェイ・ラインはマレーシアに現地法人があり、
ムスリムのコミュニティーとの信頼関係も築いてきた
・ASEANは、2030年には約7.2億人、2050年には約7.8億人と成長市場である
(2020年には世界の4人に1人がイスラム教徒に)
といったことが、主な理由として挙げられます。
なんとなく「ASEAN諸国が急成長している」「中国の次はASEANだ」という話は聞いたことがある人も多いと思いますが、ジェイ・ラインはマレーシアを中心に、
ムスリムコミュニティーの方たちとの信頼関係を築くことができている、というのが一番の強みではないかと思っています。
第1弾としては、イスラム教徒の女性が頭にかぶる「ヒジャブ」を"和柄デザイン"で仕上げた商品からスタート予定ですが、これをモデルケースとして、様々な日本産・和風商品を
ムスリムマーケットに提供していきたいと考えています。
僕の地元の八王子で考えても、「織物のまち」であり、多摩地域は各種ものづくり(メーカー)が盛んなエリアでもあり・・・。
今回のヒジャブ商品化への道のりを社内で聞く限りでは、日本で作ったもの、販売しているものをそのまま(日本人の感性で)持ち込むだけでは難しいようですが、市場のニーズを見極め、それに合わせた商品企画開発ができれば、日本全国の地域に残る地場産業にも、新たな活路を見出せる予感がしています。
前のめり気味に書きましたが、まずは第1弾のテストマーケティングを、この
和柄ヒジャブで行なっていきます。
ムスリムマーケット向けの
越境ECに挑むジェイ・ラインの動き、またこちらのブログでも進捗をお知らせできればと思います。
越境ECがゴールというわけでもないので、さらにその先の展開も、ちょっとずつお伝えしていきますね。
・ASEAN ムスリムの方達との交流会を実施しました(ジェイ・ライン株式会社ホームページ)
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