電話してたら地域は活性化するのか否か?から考える地域ポータルサイト成功に必要なこと

たまりば編集長こぐま(ジェイ・ライン株式会社 大熊雅樹)

2017年09月15日 07:30

おはようございます。
多摩の地域密着型ブログサービス「たまりば」編集長こぐまです。

地域ポータルサイトを通じて、地域の課題を解決するのがミッションなので、本当は四六時中、地域の人たちと語り合ったり、まちを自分の足で歩いたりしたいのですが、今週はほとんど会社から出てない…。

しかも、社外の方よりも社内のメンバーとの打ち合わせが多い。
さらに、大阪本社在籍のいろんな人との相談・調整・指示などでの内線が多く、危うくこの写真みたいな感じのことを、二人じゃなく一人で受話器を2つ抱えて「もしもーし」とやりそうなほど。。。

果たして、社内にこもって内線で喋りまくることが、「地域課題の解決」に繋がるのか否か!?

電話しまくることで地域課題は解決するのか否か?

もちろん、答えはNo。

地域ポータルサイトを、インターネットビジネスと捉えると、極論を言えば外に出なくても「アクセス数だけ」を増やすことはできなくはありません。

中には、そういうやり方で成功しているビジネスモデルもあるでしょう。
それはそれで、ひとつの成功事例なんだと思います。

でもね、それが「地域課題の解決」に繋がるのかというと、かなり難しい。
だって、実際の地域に足を運ばず、課題を直視せずにやるわけでしょ。
そんなやり方で地域課題の解決に挑もうと言うなら、それは机上の空論でしかない。

で、本題に戻ると、「電話してたら地域は活性化するのか否か?」。
答えはNo。

だけどね、たまにはそういう日が必要でもあるんです。
なぜか?

地域に足を運び、地域で暮らしながら見えてきた課題を解決するためには、どんなことをするべきか?
しかも、企業として活動するからには、ただのボランティアではなく、一定の利益を獲得するためには何が必要か?
これを固めるためには、ときに社内にこもることも大事なんです。

内線が多いのは、ここのところ「たまりば」だけでなく、大阪本社で運営している兄弟サイト「オオサカジン」の計画づくりも担当することになったから。
大阪メンバーとの相談・調整・指示は、内線やテレビ会議を使って行うため、必然的に電話で10分以上、長いときは1時間近くみっちり話をするようになるわけです。

本来は、地域のことは地元のスタッフが考えて行動していくのが理想で、将来的にはそういう形にしたいところ。
今は、まだこの事業への経験が少ないメンバーに担当してもらってるので、計画作りは一緒にやらせてもらってますが、計画が整い現場での活動がスタートしたら、地元のスタッフに任せていく予定。

・地域ポータルサイト運営ノウハウ
・地域課題の分析と解決スキーム
・事業計画
・コンテンツやサービスごとの計画
・担当する地元スタッフの主体性
・地域で暮らす皆さんとの交流(営業含む)

この辺りが、地域ポータルサイト事業・地域プロモーション事業成功のための必須項目だと思います。

「たまりば」「オオサカジン」で、こんなこと始めます

で、社内にこもって内線しまくって…とした結果、「たまりば」「オオサカジン」で、どんなことが始まろうとしてるかというと…

・地元大学生の○○○○○○運営の支援
・留学生による○○○○コンテスト
・はたらく/働き方に焦点を当てた○○○○
・まち歩きをしながら地域の○○をレポート
・収益○○万円アップ大作戦

伏せ字だらけで詳細発表にはなってないですが、ここ数日間の引きこもり生活で、この5本のテーマについて煮詰めてきたわけです。

まだ最終決定ではなく、月内いっぱいくらいかけてまとめるものもありますが、10月~12月の第3クォーターは、これらを軸に活動していきます。

今日は、このうちの1つを実行に移すため、久しぶりに地元・八王子で地元のパートナーさんとの打ち合わせです。
詳細発表まで、もうしばらくお待ち下さい!


・多摩の地域密着型ブログサービス「たまりば」
・大阪地域ブログマガジン「オオサカジン」
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