おはようございます、多摩の地域密着型ブログサービス「たまりば」編集長こぐまです。
いま、社内では、「たまりば」の兄弟サイト「オオサカジン」のリニューアル計画が進行中です。
僕は、地元では「たまりば」の運営をしていますが、本社のある大阪の地域ポータルサイトも、大切なサイト。
今期は、サイトの運営メンバーが替わったこともあり、リニューアルにあたって注意すべき考え方を共有した上で、大阪メンバーと一緒にリニューアルの内容を整理してきました。
↑内容を共有するための資料は、手書きでした
リニューアルでオオサカジンの何が変わるか?は、まだ明かせません(今日、会議だから確定してないし…)が、地域ポータルサイトのリニューアル、コンテンツ企画を成功させるためのポイントを書き出してみたいと思います。
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1.目的の明確化・共有
「リニューアル」というと、ついつい「見た目を変える」デザイン変更にばかり頭がいきがちです。
もちろん、デザイン上の課題があったり、コンテンツを追加するためにレイアウトを変える必要がある場合には、「見た目を変える」こともリニューアルの実施項目ではありますが、目的=デザイン変更ではありません。
それから、抽象的過ぎる目的を設定してしまうと、運営に携わるメンバー間でも認識にズレが生じる場合があるので、なるべく具体的な言葉で明記しておきましょう。
(例)大阪のものづくり企業との関係構築。
広告(具体的なプラン名)を販売するためのルート構築。
子育て中の30代女性起業家に役立つコンテンツを掲載し、アクセスアップを図る。
など
2.アプローチ方法の明確化・共有
リニューアルの目的やコンテンツの内容にもよりますが、「地域」ポータルサイトである以上、「地域の人」との関わりは欠かせません。
その地域で商売をしている人、暮らしている人、通勤通学している人、行政、学校などなど。
サイトの想定読者や、営業ターゲットがどんな人、どんな組織なのかを具体的に考えて、どのようにアプローチして、どのように関係を発展させるのか、誰が担当するのか、いつアプローチするのかなどを決めておきましょう。
3.運営管理方法の明確化・共有
ポータルサイトやコンテンツを考える際に、ついつい後回しにして、結果的に失敗する原因として多いのが、「放置」…。
これからサイトを立ち上げよう、リニューアルしようと意気込んでいる方にとっては、「まさか…」と思うかもしれませんが、実は僕もいくつか、放置してしまったことが原因で、せっかく作ったコーナーを「自然消滅」に追い込んでしまった経験があります。
更新をサボってしまったという単純なものではなく、「構想に無理があった」というのが多いんです。
サイトの運営者、編集者になると、調子に乗り過ぎて「面白そうだからやってみよう」と、大した計画も立てずにコーナーを増やしていっちゃうタイプの人がいます。
(まさに僕がそのタイプでした…)
継続的に更新するためのリソースを確保せずにスタートしちゃうと、途中でリタイアせざるを得なくなっちゃうので、しっかり計画を練った上で作り始めましょう。
誰が、どんな情報を、どこから仕入れて、どのように発信するのか?
自社内で更新するのか、外注するのか、タイアップ先に更新してもらうのか?
月に何回更新するのか?その頻度は?
などを決めておくと良いでしょう。
また、指標として、ページビュー、ページ滞在時間、ソーシャルメディアでの拡散数、AdSense売上、SEO対策キーワードなどの目標を設定し、達成できたかどうか、達成するためには何をしたらいいかを考えるのも、スキルアップやモチベーションアップのために有効だと思います。
以上の3点が、10年間の地域ポータルサイトの運営経験で学んだポイントです。
弊社は、地域ポータルサイトの運営に必要なシステム、ノウハウを提供させて頂いています。
「たまりば」や「オオサカジン」のような地域ポータルサイトの運営をお考えの方は、ぜひお問い合わせ下さいね。
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