地域ポータルサイト事例紹介とコンテンツ企画会議

たまりば編集長こぐま(ジェイ・ライン株式会社 大熊雅樹)

2015年03月10日 23:00

こんばんは、地域ポータルサイト編集長こぐまです。

「たまりば」だけでなく、「オオサカジン」「京つう」も一時的に兼務してるので、
名刺上の肩書きは「地域ポータルサイト編集長」となってます。

今日は充実感のある会議ができました。
お題はこちら。



大阪の地域ブログサービス「オオサカジン」に関わるメンバーでの編集会議。
Webサービス、地域ポータルサイト、地域メディアの編集会議って、
どんなことやってるのか、気になります?
うちの会社では、9年前から地域ブログサービスの運営をしてきましたが、
メンバーの入れ替わりもあり、改めて現メンバーでの会議をしようと開催しました。

ちなみに、現在「オオサカジン」の運営に関わっているのは、

・Webデザイナー兼コーダーN(女性/大阪府在住)
・Webデザイナー兼コーダーto-ru(男性/大阪府在住)※ブログ講習会も担当
・WebディレクターW(男性/京都府在住)
・Webプランナーこぐま(男性/東京都在住)

という4名、僕以外は大阪本社所属。
僕は毎度のことながら、スカイプでの参加です。

まず、今回の会議開催のきっかけともなったオオサカジンの課題について。

「今週の看板娘&看板男子コーナー」の更新が、3ヶ月も止まったまま。
「たまりば」をご利用頂いている方、情報提供にご協力頂いている方、
お店やイベント宣伝のご相談を頂いている多摩の皆さんには、
定番となりつつある、例のコーナーです。



ありがたいことに、「たまりば」は僕が直接足を運んでご案内させて頂く以外に、
掲載希望のご連絡を頂いたり、掲載したいという方をご紹介頂いたりが続き、
「空き枠待ち」が発生することもあるくらいの人気コーナーの1つになりました。

ところが、同じコンテンツを作ったとしても、
地域が変わると結果はガラリと変わってしまいます。
地域性、競合の有無、担当者の社内業務領域や地域との関わり方により、
単純なコピーを作ったところで、地域ポータルサイトは上手くいかない
ということを痛烈に感じました。

今日の会議は、「看板娘」の失敗理由を追及するものではなくて、
前進するためには、オオサカジンならではの、地元の担当メンバーならではの、
さらにWeb制作やWebマーケティングの専門家チームならではの
新しいコンテンツを企画する場。

参加メンバーからは、それぞれ事前に案を共有化してもらい、
会議では各人が自ら発表するというスタイルをとりました。
この「事前に案を共有すること」と、「各人が自ら発表する」というやり方、
今後の様々な会議でも取り入れていきたいなと思ってます。

今までは、編集部自体が少人数だったこともあって、
会議当日に「今日はこのテーマで話したい」と僕からスタッフに伝え、
「その場で閃いたこと」も多分に含みながら、「僕がメインスピーカーになる」
というやり方でした。

「たまりば」は、7年半、ほぼ1人で企画を考えて来たため、
「誰かと企画について議論する」という目線がなかったんだと思います。

最近、社外の方と一緒に企画を作る機会も増えてきたので、
今回のオオサカジン編集会議では、最近気付いた会議運営術みたいなのを試してみた。
そしたら、参加メンバーが次々に意見を出してくれて、
当初設定していた会議のゴールを上回る成果が出ました。

一見、遠回りなように見える「実際に担当する人の声を聞く」というやり方、
これは、地域ポータルサイトを企画運営する上で、最も重要なことかもしれません。

新生オオサカジン編集部が生み出す企画やコンテンツは、
テスト的なものも含めて、今月から順次リリースしていく予定ですので、
毎日オオサカジンをチェックして下さいね!

・大阪地域ブログポータルサイト オオサカジン


それから、「たまりば」での成功事例や、「オオサカジン」で行き詰まった課題など、
リアルな話を赤裸々に共有していきたいと思いますので、
地域ブログ運営者の皆さん、お気軽にご相談下さい。

【過去の関連記事】
・20以上の地域ポータルサイト成功事例発表!Areaersサミット2013
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