地域とWEBを、コツコツと。

おはようございます。
ジェイ・ラインWEBコンテンツ事業部の大熊です。

長年、地域ブログをご利用頂いている横浜の老舗仕出し弁当屋うお時様の、オンライン予約注文サイト構築をお手伝いさせて頂きました。

以前は、ホームページにお弁当メニュー一覧を掲載して、予約はお客様側で注文用紙をダウンロード→印刷して記入→FAX送信という流れでした。

せっかくサイトにアクセスしてくれていたとしても、注文時に用紙の記入とFAX送信が必要となると、ネット環境が普及した今の情勢から考えると手間ですよね。

また、顧客情報の管理という面でも、FAX注文だとリスト作成や注文頻度の把握などが、どうしてもアナログや感覚的なものに頼らざるを得ません。

こうした課題を解決するために、これまで数十年、電話とFAX主体で受け付けて来た注文を、ネット予約に切り替えたわけです。

以前からあったホームページ内の商品一覧ページに、ECサイトなどでよく見かけるカート機能を追加しました。



少し裏話をすると、今回のカート機能実装にあたっては悩みました。

中小企業向けのECカートというと、ここ数年、無料で始められる「BASE」や「STORES」などのメジャーなサービスがパッと浮かびますが、残念ながらこれらは、フードデリバリーには使いにくいのです。

理由は、
・エリア別の最低注文金額を細かく指定できない
・最低注文数、最大注文可能数を指定できない
・細かいお届け日時指定を受けられるようにしたいが、細かいお届け時間指定機能がない
　（一般のECは宅配業者に委託する想定のため）
・厨房(キッチン)のスタッフが即時注文を把握するために必要な、FAXでも注文状況を把握する機能がない
など。

他にも、飲食のデリバリーやテイクアウトの注文受付においては、一般のECシステムでは足りない機能が様々ありますが、今回うお時様のサイトで利用したシステムは、まさに「かゆいところに手が届く」ようなもの。

自社サイトをお持ちでない場合は、新たにオンライン注文専用サイトを安価で開設することも可能です。

機能が充実している分、無料というわけではありませんが、オンライン注文を自社サイトで受け付けられることのメリットを考えると、お手頃価格で導入可能てです。

さらに12月10日までに「小規模事業者持続化補助金＜コロナ特別対応型＞」で「非対面型ビジネスモデルへの転換」として申請し、審査に通過すれば、サイト構築にかかる費用の3分の2を補助してもらえるという制度もあります。
※詳しくは文末のリンクを確認の上、地元の商工会議所・商工会へご相談下さい

冬に向けて、再び新型コロナウィルス感染拡大の危険性が高まっています。
飲食店の皆さん、ピンチを新しい営業スタイルを確立するチャンスと捉えて、ぜひオンライン予約サイトをご検討下さい。

既にポータルサイト掲載でオンライン予約を受け付けていらっしゃる場合でも、自社サイトで直接予約を受け付けることで、利益率向上が可能です。
（今回ご利用頂いたオンライン予約システムは、決済手数料が無料です）

ご相談は↓の「お問い合わせ」ボタンからお待ちしております。

・横濱うお時お弁当メニュー
・令和２年度補正予算日本商工会議所小規模事業者持続化補助金＜コロナ特別対応型＞

※うお時様はテイクアウトなし、デリバリー専門の仕出し弁当店です