地域とWEBを、コツコツと。

こんばんは、多摩の地域密着型ブログサービス「たまりば」編集長こぐまです。
本年もよろしくお願い申し上げます。

新年一本目なので、抱負を書いてみたいと思います。

去年から「地方創生」という言葉が政治の世界でも注目されていますが、
「たまりば」を含め、全国に展開する地域ブログ運営者の皆さんが、
10年前のサービス開始時から目指してきたのは、ITによる地域活性化。
「情報の地産地消（自分たちの地域の情報は自分たちで発信しよう）」です。

こういう背景も踏まえた上で、今年の抱負を発表します！

1.「たまりば」で地方創生

まずは7月に9周年を迎える「たまりば」。
これまで以上に、多摩地域の皆さんの情報発信プラットフォームとして
活用頂けるよう、今年も色々な取り組みをしていきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。


2.「マーケティング」で地方創生

「たまりば」は、無料のブログサービスであると同時に、
多摩地域のお店や企業の皆さんのマーケティングをお手伝いするプラットフォームになります。
これまでも、ホームページ制作のお手伝いをさせて頂いたお客様はたくさんありますが、
「単なるホームページ制作屋さん」から、「マーケティング屋さん」に進化したいと思います。

特に「たまりば」が8年間のサイト運営で培ってきた
「ブログ活用」「ソーシャルメディア活用」「コンテンツマーケティング」「オウンドメディア運営」
といった領域で、多摩地域の皆さんのお役に立てれば幸いです。


3.「インバウンド」で地方創生

昨年後半辺りから、にわかに僕のブログ上でも
「東南アジア」とか「訪日観光客」といった言葉が登場するようになりました。

「海外から日本にやって来る人が増えている」という話は、
ニュースなどでも報じられているので、なんとなく感じている方は多いと思います。
じゃあ、それが「地方創生」にどう結び付くの？と疑問に思われる方もいるかもしれません。
実は、僕も最初はピンと来てませんでした・・・（汗）

既に他県では訪日観光客、特に東南アジアからの個人旅行者を呼び込むための
様々な取り組みが行われています。

「多摩地域に、わざわざ海外から観光客がやって来る・・・？」
これも、はじめはピンと来ませんでした。

確かに「高尾山」は、ミシュラン3つ星獲得の効果で、外国人の方たちに人気です。
でも、それは局地的なものだし、アジアというよりも欧米人が多いイメージ。

せっかく日本に来て、わざわざ「Tokyo」でも「Kyoto」でも「Mt.Fuji」でもない、
「Tama Area」に外国人観光客がやって来るんだろうか？
仮にやってきたとしても、一過性のブームで終わってしまって、
「地方創生」と呼べるところまでは辿りつかないんじゃないだろうか？

そんな疑問を持っていましたが、多摩地域には十分に可能性があります。

「東京都だけど、都会じゃない」
「都会じゃないけど、人口は420万人もいる」
「東京都心と富士山の間にある」
「大学がいっぱいある」
「実は、世界に誇れる商品・技術を持つ企業が集まっている」

僕たちの暮らす多摩地域は、東南アジアの人たちから見ると魅力たっぷりなんです。

東南アジアの人たちは、東京なんかには飽きているんです。
東京都心の情報は、海外のガイドブックでもたくさん紹介されていて、
ツアーでも重点的に回るエリアです。

初めて日本に来てくれる人にとっては、東京は魅力的な都市かもしれませんが、
2回、3回…と、繰り返し日本に来てくれる人たちにとっては、もう飽き飽きした街なんです。

ちょっと言い過ぎたかも知れません（笑）

でも、多摩地域が長く背負ってきた「東京都なのに都会じゃない」というマイナス表現が、
東南アジアの人たちから見たら「都会じゃないから、知らない場所だから行ってみたい」に変わるんです。

あとは、どうやってこの地域のことを知ってもらうかが大事。
海外向けの情報発信の手段としても、ブログは有効ですよ。
既に、多言語ブログで地域の魅力を発信し始めているところもあるみたいです。

・SAITAMA-JAPAN BLOG（埼玉県）
・Oita Prefecture's Official Blog（大分県）

大阪とか名古屋のような、地域の中心にあるエリアじゃないんです、埼玉県や大分県。
多摩県も負けてられませんねー。

まずは、東南アジアの人たちが、日本について、多摩地域について、
どのように認識しているのかを知ることから。

1月22日に、八王子でインバウンド対策セミナーを開催することになりました。
特に、行政や大学関係者の方、企業経営者の方などに聞いて頂きたい内容です。

詳しくは、下記のリンクからご確認下さい。

→【八王子】行政・大学など向けにインバウンド対策セミナー開催

それでは、本年もよろしくお願いします！